2025年7月3週目
どうも!エダハ サイです。
いよいよ、目前に迫ってきた「ついなちゃんドゥルル祭」!
ついなちゃんキャラクターのオンリーイベント、と解釈していますが、公式のスペース配信を毎週のように聞いているのもあり、熱量が高まっています。
さてさて。今回のトピックスについてですが、先週触れられなかったルパパトと、ついなちゃんについて語ろうと思います。
それでは参りましょう。
ルパンレンジャーVSパトレンジャーの感想
改めまして、『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』を完走しました!
スーパー戦隊では初となる、ひとつのTVシリーズ作品内でふたつの戦隊がレギュラー登場する、というのが特徴的。子どもあそびの「どろけい」(けいどろ?)が戦隊になった、というイメージがわかりやすいかな? 私はそうしたイメージを持って視聴しましたが、おおよそ間違ってはいないと感じました。警察と快盗の追いかけっこを表面上はよくしていましたね。
では、実際に見てみての感想ですが、
【レッドどうしの巨大感情!】
というのがこの作品を表す端的な表現じゃないかと思います。
ルパンレンジャーは怪盗ではなく「快盗」。怪人で構成された異世界犯罪者集団「ギャングラー」に奪われた特殊な宝物「ルパンコレクション」を取り返して、ルパンレンジャーそれぞれの大切な人を取り戻すために戦います。
パトレンジャーは、ギャングラーやルパンレンジャーを取り締まる国際警察特殊戦力部隊。これが縮まって「警察戦隊」になるという。ただ、劇中は国際警察という呼称が頻発するので、「国際警察のパトレンジャー」といった認識が「警察戦隊パトレンジャー」という呼び方より上回っています。
で!ですよ。このルパパトという作品は、それぞれにいるレッド、「パトレン1号」と「ルパンレッド」の信頼やすれ違い、協力をするような間柄ではいけないながらも、絆が芽生えていくといったところが、この作品の大きな要素でした。
ルパン側は、正体を隠しながら、パトレン一行が常連のフレンチレストランで働いています。ここで、ルパン側はパトレンの顔も名前もしってるけれど、自らの正体は隠さないといけない。でも、パトレン側ものんきなままではおらず、レストランの3人はルパンレンジャーではないか?と疑い、素性調査をする回があるんです。こちらも疑って調べた、という負い目がある。
これで互いに、ある程度のことを隠しながら接していくことになりまして。一番それがわかるのが、ルパンレッド。正体を隠しながらパトレン1号の変身前と変身後と付き合うことになっていきます。彼の葛藤も見どころなので、ぜひ見てほしいです。
また、この作品は一部の回がファンの記憶に根強く残っていて、たびたび話題に上がります。女装回、エアロビ回、「クリスマスにはシャケを食え」。このみっつがよくクローズアップされますが、その理由が見ていると分かった気がします。
シリアスな回や重要な回をやった後にやってくるそれらのギャグ回が、際立ちすぎているのです。本筋がオシャレというか、ちょっとオトナっぽい感触があるんですよ。そんな味のあとに、どーん!エアロビ!シャケ!みたいにやってくるから急にどうしたの!?となって、その緩急の付け方が絶妙だからこそ、記憶にのこるんだと思います。
あと、私はルパパトを見たことで2003年のアバレンジャーから現行のゴジュウジャーまでの戦隊を見たことになるのですが、近年の戦隊と比べると、ルパパトで感じたギャグの緩急が頻繁になったなぁ、と思います。それらの回特有の「わけのわからなさ」を頻繁に出す傾向があるのが、ゼンカイジャー、ドンブラザーズ、ゴジュウジャーだなあ、と。キラメイジャーも近いところはあるけど、キラメイジャーは「みんな違ってみんないい」作品だと思っているので。
キングオージャーは確かに面白いしカッコよくて、ゼンカイドンブラとギャグの突き抜けが飛びぬけた二作のあとだったからこそ、余計にカッコよさが刺さりました。ですが、私個人的には「戦隊」のなにかが違う作品のように思えてならないのです。王様戦隊で、今どきの個人でも動けるけど、組んだらよりパワーを発揮する系の戦隊だったんですが、なんだかキングオージャーは戦隊でもライダーでもない、別のチームヒーローのくくりに脳内で入りそうになっているのです。なんなんだろう。
とにかく!ルパパト、とっても楽しめました。事前知識として入っていたおもちゃがどうこう、という話がありましたが、私は特に気になりませんでした。明らかに作劇を邪魔しているようには思えませんでしたし、ルパンコレクションはもともとルパレン側のもの。ルパレン側が使いこなすのはおかしくないなあって感じです。あとはサプライズの方向性がうまくいかなかっただけかな、と。
ドゥルル祭たのしみ
ドゥルル祭、楽しみです!
ついなちゃんワールドにハマっているいま行けるのがほんとうに楽しみ!
……行く前だから、内容が薄い!
それではまた次回。