2026年3月3週目
どうも。エダハ サイです。
今週は『超かぐや姫!』を見ようとしたのですが、クーポン使えなかったのでドラえもんの映画を見ました。
ドラえもん自体がそもそも久しぶりで、テレビ放送を離れたのは「子どもっぽいから」ではなく、「話の組み立て方が苦手だから」で離れたっきりです。
ドラえもん以外にも、この組み立てはあると思うのですが。
「主人公が魔が差して、もしくは調子に乗ってめちゃくちゃを引き起こし、まわりみんなに迷惑をかけたけど、どうにか解決して怒られて終わる」という、あのスタイルがどうにも苦手で。
「めちゃくちゃをやる」シーンの時点で怒られそうだなーと、予想がつくじゃないですか。もうその時点でそわそわして、怒られるのがわかってるからもう見たくなくて、他のチャンネルにする。
それが「めちゃくちゃをやると怒られるよ」の教訓を得るための作品だとしたら、それがわかった時点で成長した証だし、その番組の私への役目は終わったのだと理解できるんです。でも、そんな教訓ありきの作品ばかりじゃないと思うのです。
なので、「単に自分が苦手な組み立てだ」というカテゴライズをしているわけなんですよね。
話がそれましたね。「新・のび太の海底鬼岩城」のお話。
元の話も知らなかったこともあり、しっかり楽しめて泣けました。
今作のキーパーソンであるひみつ道具の「海底バギー」。これに搭載されたAI人格との友情の話でした。
バギーは、それはもうコテコテの人の心わからない系の機械人格なのが良いのですが、そうした古典レベルでありそうな人格を持った機械との交流でやりそうなことをしっかりやってのけたのが良かった。
子どもが見る作品は、やはり王道パターンのものが多いほうがいいと思っていて。王道は昔から数多く使われている真っ当に面白い型だからこそ、世の中にある作品はそれに対して「どうなぞるか」「どう外すか」の選択によって無数の答えが結晶となり、ひとつの作品になっていますよね。
答え方が千差万別だからこそ、固有の物語ができるわけで。それが好きだし面白いから、私は物語を書いてるわけなんですが。
新海底鬼岩城はバギーのドライなところや、のび太たちとの交流から学んで、クライマックスの行動に至るという一連の流れが良かった。
なんとなくの予想がついていても、見たいものが見られるというただ一点で感動するし泣ける。そんな作品でした。
はじめに書いた「予想がついて嫌になる」パターンと「予想がついてもなお面白い」パターン。
これらは近いところにありながら、結果が真逆になるのが面白いなと思いました。
個人的には後者となるお話を書きたいのですが、うごメモ時代には私の作品に対して前者に近い感想を書かれたことがあり、当時はかなりショックを受けて、真剣に向き合ったことがあります。
現在の結論としては、「なにが面白いのか」を魂で理解しないと、外すことさえ難しいのではないかという考えから、様々な作品に触れながら、そこから見出した「これが面白い」を出力する「王道パターンだから、予想がついてもなお面白い」作品を書きたいと思っています。
「予想に反して衝撃!なんだこれ面白い!」もわかるんですけども。それってかなり難しい綱渡りなんじゃないかと思うんです。
その衝撃が「面白い」に作用するとは限らないので、「つまらない」になっては台無しに思えてしまうんです。
外しても面白いのが生み出せるよう、王道を様々学んでいきたいです。
あ。話は変わるんですが、『超かぐや姫!』は二回目を見ました。やちよの真実を知っているからこその二周目が味わい深くなりますね。
それでは、また来週!
